タイパー某氏への雑感。

毎日パソコンコンクール(通称:毎パソ)で本人曰く惨敗したとのことで。

自分は彼とは全くといっていいほど面識はない(会話すらしたことがない)が、
名前としては知っている程度なので、あまり語るべきではないと非難されるかもしれないが、
あえて語っておくことにする。

彼のホームページを見ると、タイピングの記録がずらりと並べられている。
それは、タイピングにある程度精通している他人から見ても、
自分から見ても、「凄い」と思われる実績には違いない。
つまり、自他認める実力だった訳で、取り分け顕著だった気がする。

が、彼の言動どおり察すると、今回の結果は彼の自尊心を悉く砕いていった。
日記を終了させたことからも、相当なショックであったことが伺える。
まあ、他者からすれば、潔い!とも受け取られるかもしれない。

が、やっぱり自尊心壊滅による、感情の崩壊は、恐ろしいものがあるのでは。

結果は結果。常に重くのしかかるのは事実である。
彼はこの結果をどうするのだろうか。
抑圧するか。それとも別の分野で昇華するか。または合理化して、言い訳に繋げるか。

やってはならないのは、他者に当たる、つまり、攻撃することだ。
合理化はもっとも簡単かもしれない。
毎パソで負けても、ほかのタイピングゲームでは勝てる。
((事実自分はそう思う。タイピングにおいてだけではないが、ほかの分野でも慣れというものの要素はかなり強く、初めてやる人で他の分野において実力があったとしても、それに慣れている人に勝つことは難しい。何も毎パソは公式の大会だからといった考えはなしにだ。))

うーん、でも彼の日記を見てると、それを自分が許さない感じがある。
多分抑圧か昇華だろうか。抑圧は一番時間がかかる。

タイピングにおいてだけではないが、ほとんどすべての大会では、
その大会における勝者と敗者が生み出される。
プライドとプライドがぶつかり合う、砕かれやすい危険で厳しい世界だ。

でも俺は、無駄にプライドを持って打ち砕かれるのであれば、
ある程度の分野プライド(これはおそらく、誰でも持っている)
を持ちつつ、大会に参加するのが適切だと感じている。もしくはやらない。

なんだよ、その世界から逃げるのか?と言われるかもしれないが、
参加するしないは自由である。


プライドは持ちようによっては本当に凶器になり得るので、気をつけたほうが良い。
適度に持っている分には良いのだが・・・。

  by ddrer-yossi | 2007-11-30 23:35 | Typing

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